職種紹介

獣医師

獣医師の仕事風景1
獣医師の仕事風景2

当院にはこれまでたくさんの新卒獣医師が入社し、一緒に仕事をしてきました。もちろん、他院で臨床を経験してきた獣医師もたくさん受け入れてきました。そんな中で、将来活躍できる獣医師になれるかどうかは最初の1週間も一緒にいれば判断できてしまいます。その要素で一番重要なことは、何と言ってもコミュニケーション能力です。

私たちの相手は動物ですが、ご存知の通り、動物は言葉をしゃべることができません。私たちの真の相手はその動物の飼い主さんなのです。
飼い主さんとどのような会話ができるか。
飼い主さんにどのような提案ができるか。
飼い主さんにわかりやすい説明ができるか。
これらはある意味、獣医療より重要なことです。

しかし、飼い主さんと共に考え、様々なことを決める能力を最初から身につけている新卒獣医師がいるわけではありません。
大学の研究室が臨床系ではないけれど大丈夫かどうかを気にする学生さんもいます。これは臨床の現場ではほとんど関係ありません。大学で臨床を学んだとしても、一般の動物病院で行う一次診療とは異なるものになります。
新卒の皆さんは等しく「未経験」です。安心してください。

仕事内容

獣医師として診療・予防接種・治療・レベルに応じた手術など、多岐にわたる小動物臨床に携わっていただきます。
臨床未経験入職の方や新卒入職の方に対しては、下記の教育カリキュラムに則って一から教えて参りますのでご安心ください。

仕事内容

教育カリキュラム

  • 4〜6月
  • 7〜9月
  • 10〜12月
  • 1〜3月
  • 2年目
  • 3年目

1年目・4〜6月

1日の業務の流れを把握するところから始まります。
この間で獣医師や看護師の指導のもと、ワクチン接種や点滴、採血などの医療行為を覚えていきます。覚えることはたくさんありますが、最初の半年間が一番大事な期間。私たちもしっかりサポートします!

  • 臨床の基礎
  • 各種検査、薬剤、点滴について
  • 耳・歯科・皮膚疾患の基礎知識と検査
  • 栄養学

1年目・7〜9月

ノア動物病院には入院中の動物たちがたくさんいます。
毎日検査値の推移や状態の変化を確認し、治療行為の先にある目的やゴールを考えて取り組みましょう。

  • 消化器系疾患・泌尿器系疾患・眼科・呼吸器系疾患・神経筋疾患の基礎知識と検査
  • 外傷処置
  • 画像検査
  • 猫の去勢・避妊手術

1年目・10〜12月

学ぶことが多く、覚えるべきことがたくさんあったかと思います。いざという時のため、動物たちの健康のためにも基礎である体温・血圧チェックは怠ってはいけません。

  • 消化器系疾患・内分泌系疾患の基礎知識と検査
  • EMG
  • 犬の去勢手術

1年目・1〜3月

子猫の手術を一人で担当することも多くなります。分からないことは早めに相談を心がけましょう。

  • 犬の避妊手術
  • エキゾの診療
  • 腫瘍の検査、手技

2年目

  • 代謝性疾患・生殖器系疾患・血液製疾患の基礎知識と検査
  • 感染症対応
  • 愛護団体の犬猫の避妊、麻酔管理など

3年目

  • 軟部外科
  • インフォームドコンセント
  • 化学療法によるリンパ腫の治療

キャリアプラン

これまでの獣医師としての働き方は「勤務医として働くか、開業して院長になるか」「正社員で働くか、パートタイムで働くか」という「働く立場」と「働く時間」の選択肢しかありませんでした。
ノア動物病院では、一人一人の目標やライフスタイルに合わせた多様なキャリアプランをご用意しています。
獣医師として従来通りの働き方ではなく、将来を見据え、自分がどういった獣医師になるかをしっかりと考えることが今まで以上に求められる時代になってきています。

そこで、当院では

・1つの専門領域を追求する専門獣医師
・幅広く対応できるジェネラリスト獣医師
・世界で活躍する獣医師
・内部昇格でキャリアアップする管理職獣医師
・ワークライフバランスを考えた時短勤務獣医師

以上のように、スタッフそれぞれの働き方に合わせたサポートを行なって参ります。

  • 基礎コース
  • スペシャリストコース
  • ジェネラリストコース
  • 海外勤務コース
  • 分院長コース
  • 管理職コース
  • 開業準備コース
  • パートタイム勤務コース
  • 時短勤務コース
  • キャリア:卒後1年〜3年目程度
  • 雇用形態:正社員

獣医師としてのキャリア形成の第一歩となる最も重要な期間です。
診療において必要な心構え・知識・手技などを、現場と座学の両方を通じて身につけていただきます。
皆さんのペースにもよりますが、早ければ半年程度で簡単な診療や不妊手術の執刀などへ進んでいただくことも可能です。
もちろん、院長はじめ先輩獣医師がサポートします。

  • キャリア:卒後3年目~
  • 雇用形態:正社員

基礎的な知識を有することを前提として、本人の希望と適性をもとに専門医取得に向けたサポートを行います。
取得に際しては国内セミナーの参加、海外セミナーの参加、学会発表などが必要になることもあります。そういった場合も、勤務体制の調整、休暇取得などの取得に向けた環境もご用意します。
技術部分だけでなく、分院長や管理職などと兼任することも可能です。

  • キャリア:卒後3年目~
  • 雇用形態:正社員

基礎的な知識を有することを前提として、1つの専門を追求するのではなく幅広い分野に対応できる獣医師を目指していただきます。
参加する学会やセミナーなどについてもコースに沿った内容を優先的に行っていきます。
また、獣医療技術の習得だけでなく、院内におけるマネジメント分野での活躍も考慮して取り組みを行っていただきます。
分院長や管理職など役職の上昇により、相応の待遇を得ていただくことも可能です。

  • キャリア:卒後3年目~
  • 雇用形態:正社員

当院が出資しているベトナムの動物病院で勤務することが可能です。日本からも定期的にベテラン獣医師・専門医が赴任し、手術や診察などを行うこともありますので、現地にいながら常に日本国内の新しい治療法や手術法などを学ぶことも可能です。
現地スタッフは日本語学校を出ていますので、密な連携も可能です。

  • キャリア:卒後3年目~
  • 雇用形態:正社員

当院は、①城東センター病院、②八王子病院、③敷島病院、④猫の病院の4病院体制です。
本人のやる気と能力・実績に応じて、いずれかの病院の分院長となることも可能です。開業を考えている場合には、院長としての疑似体験も行っていただけるでしょう。
もちろん、分院長として勤務し続けることも可能です。
その場合には、分院の売上に応じた報酬制度もご用意しています。

  • キャリア:卒後3年目~
  • 雇用形態:正社員

一定水準の獣医療技術・知識を有していることを条件として、他メンバーをまとめる管理職としての立場をご用意しています。当然、立場に応じた報酬もあります。管理職につきながら、技術部分を学んでいき、スペシャリストやジェネラリストとして進んでいただくことも可能です。

  • キャリア:卒後3年目~
  • 雇用形態:正社員

将来的に自身で開業することを念頭にして当院でのキャリアを過ごしていただくことができます。
院長として必要な考え方や、年間を通じたマーケティング面での取り組み、コスト面での取り組みなど、院長業の疑似体験を行っていただける機会を提供します。また、開業後に必要な外科手術などの執刀に関しても優先的にサポートすることも可能です。
開業目安によってサポートする内容・時期が変わります。
当院を卒業して開業している獣医師も多数いますので、そういった先輩達と交流を持っていただくことも可能です。

  • キャリア:卒後5年目~
  • 雇用形態:パート勤務

基礎的な知識・経験を有することを前提として、日数や勤務時間を自身で選択できる働き方をご用意しております。
家庭と仕事の両立などライフステージの変化において柔軟に選択していただけます。数年のパート勤務を経て正社員や時短勤務体制へのコース変更なども可能です。

  • キャリア:卒後8年目~
  • 雇用形態:正社員

当院での業務実績、獣医師としての臨床経験などを考慮して、通常の正社員とは給与体系は異なりますが、正社員でありながら時短勤務を行っていただける制度です。
30代後半頃になると、体力的にこれまでと同じ勤務スタイルが難しくなることも出てくるでしょう。ご自身の体力とのバランスをとって勤務していただけます。

他にも、獣医師それぞれのご希望に合わせた働き方を取り入れていきます。
みなさんが少しでも長く当院に勤めてより多くのことを学び経験してもらうためにも、キャリアに関するご要望などはいつでも相談できる環境です。

当院が取得を推奨する専門医・認定医例

  • ・獣医腫瘍科認定医 Ⅰ・Ⅱ種
  • ・皮膚科学会認定医
  • ・JAHA認定医(内科)
  • ・JAHA認定医(外科)
  • ・JAHA認定医(総合臨床医)
  • ・獣医行動診療科認定医
  • ・動物循環器認定医
  • ・日本小動物外科専門医
  • ・獣医眼科学専門医
  • ・小動物歯科研究会 レベル1~4

また、働き始めて3年目までには下記スキルを全て取得する事が可能です。

当院で習得可能なスキル一覧

D…基本的な検査手技はできてる。診察、手術の補佐ができる。
C…基本的な検査結果の判断ができる。簡単な手術または処置を1人でできる。
B…ほとんどの一般診療を1人で判断し、治療計画を立てることができてる。エマージェンシー対応ができる。
A…高レベルの診察、治療方針の決定、手技、検査、手術ができる。

D C B A
診察 問診

簡単な診察
入院管理

一般診療
EMG対応

慢性疾患管理
難治性疾患管理

グリーフケア
手技 保定 皮下注射

お手入れ
採血・留置 膀胱穿刺

導尿(オス)FNA
留置(低血圧)

スケーリング
導尿(メス)

胸腔ドレーン
検査 血検機械操作

便検 尿検
血検数値判定

細胞診 血液塗沫
腹部エコー

Xray読影 眼科検査
心エコー

CT
手術 手術補助

猫去勢
犬去勢 傷縫合

猫避妊
犬避妊 脾蹢

膀胱切開 パイオ
腸管吻合

単純骨折整復

1日の流れ

  • 日勤
  • 夜勤
9:30
出勤時間です。おはようございます。
まずは全員で入院の世話、治療をはじめます。
9:40
朝のカンファレンスがはじまります。
全員で入院を把握して、注意事項や昨日の当番医からの申し送りを行います。
10:00
外来診療開始です。
今日も予約がたくさん入っています。頑張りましょう!
12:30
外来終了しました。今日も午前中は忙しかった…
今は、入院している動物の飼い主さんたちに本日の様子を電話連絡しています。
13:30
昼のカンファレンスです。
午後から来るスタッフが入院の把握をするためにも、この時間帯に濃厚なカンファレンスを行っています。
14:00
お昼休みです!
16:00
午後の外来が始まります。
19:30
勤務終了時間!残っている仕事がまだありますが…とりあえず今日も1日が終わりました。
残った仕事はカルテチェック、病理報告、その他検査報告などです。
お疲れ様でした!
13:20
今日は夜間勤務。夜中に具合が悪くなった動物達と飼い主さんを助けるぞ!!
13:30
前日の夜間勤務獣医師から入院動物の状態を聞き、把握・検討します。
またその他、注意事項etcを引継ぎます。
16:00
さあ、今日一件目の午後の外来だ。頑張るぞ!
17:30
今日の午後の外来最後の患者さん、もしもしさせてね~。
23:00
最初の救急外来。テキパキ処置をすすめます。
夜は具合の悪い子がたくさんいるので、なるべく待たせないようにしなくちゃ。
2:00
外来の合間でお夜食タイム!
6:00
入院動物の朝の処置。
昨日よりも良くなっているかな?
9:40
出勤したスタッフ全員で朝のカンファレンス。みんなで入院動物の状態を把握します。
10:00
今日も朝から外来がいっぱいです。
最後まで気を抜かず頑張るぞ!!
12:30
入院動物の状態を飼い主さんに連絡中。
きっと心配しているからね。
13:30
今日の夜間スタッフに引継ぎし、バトンタッチ。
お疲れさまでした。